文化放送キャリアパートナーズ(東京都港区)の就職情報研究所は「2023年入社希望者対象 就職活動(前半)」の結果を発表した。23年卒業予定の学生を対象に志望企業を聞いたところ、21卒前半、22卒前半に続き、3年連続で「伊藤忠商事」が総合トップであることが分かった。
伊藤忠商事は文系・女子でも3年連続で総合トップ、男子で見ると、4年連続でトップとなっており、「男子を中心にその人気を盤石なものにしつつあるようだ」(文化放送キャリアパートナーズ)
総合2位は「日本生命保険」、以下「大和証券グループ」「東京海上日動火災保険」「丸紅」「明治グループ」「大日本印刷」「損害保険ジャパン」「SMBC日興証券」「博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ」と続いた。
この結果について、文化放送キャリアパートナーズは「3月上旬時点の平均エントリー数は14.6社(昨対比ー1.6社)となっており、幅広く業界・企業を見るというよりは、早期で接触した業界・企業の選考を進めていくという傾向が強いようだ。相対的に、早期露出・接触の多い金融業界や企業は全体的に堅調、人気メーカーなどは一部順位を下げる結果となった」とコメントしている。
●男女別のトップ
男女別にランキングを見ると、男子のトップは「伊藤忠商事」。次いで「丸紅」「日本生命保険」「三菱商事」「大和証券グループ」と続いた。女子のトップも「伊藤忠商事」。以下「明治グループ」「東京海上日動火災保険」「ソニーミュージックグループ」「日本生命保険」という結果に。
「男子は、商社・金融業界に注目が集まった。大手商社の中で4社が上位にランクイン、また金融業界でも、生損保・証券の大手が上位を占める結果となった。女子は、IP(知的財産)ビジネス関連の企業のランクインが目立った」(文化放送キャリアパートナーズ)
文系・理系別に見ると、文系のトップは「伊藤忠商事」。2位は「日本生命保険」、以下「東京海上日動火災保険」「丸紅」「大和証券グループ」と続いた。理系のトップは「ソニー」。2位は「味の素」、以下「明治グループ」「伊藤忠商事」「NTTデータ」という結果に。
インターネットまたは用紙を使った調査で、23年卒業予定の大学生(大学院生を含む)2万5560人が回答した。調査期間は21年10月1日~23年3月15日。
(出典 news.nicovideo.jp)
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