炭酸飲料「セブンアップ」。緑色をベースに、「7up」と印字された缶で、レモンライムの香りがするドリンクだ。自動販売機で一度は見たことがあるかもしれない。

セブンアップブランドは米「ドクターペッパー・スナップル・グループ」が所有。日本ではサントリー食品が製造し、350ミリリットル缶を販売してきた。実はこの缶の製造は、すでに終了している。

ドリンクバー用は生産継続

サントリーの公式サイト内で「セブンアップ」を検索すると、350ミリリットル缶の商品ページのみが出てくる。2021年6月18日現在、このページには「製造を終了しました」と記載されている。

この事実、あまり周知されていないのか、これまでSNSや報道で話題となった様子が見当たらない。ツイッターでは、5月ごろからはおよそ2〜3日に1回というペースで終了に驚くユーザーツイートがみられるが、注目を集めて大きく拡散されたような投稿はない。

J-CASTトレンドがサントリー食品インターナショナル広報に取材すると、セブンアップ350ミリリットル缶は2021年1月に製造を終了したとの話だ。すでに出荷も行われていない。スーパーマーケットコンビニエンスストア自動販売機、通販サイトといった各店舗では購入できなくなる。国外では他社による製造が続いているが、今後の輸入については「未定」とした。

ただ、サントリー食品は飲食店などにあるドリンクバー用の「セブンアップ」製品も生産しており、こちらについては終了せず「引き続きお楽しみいただけます」とのことだ。<J-CASTトレンド>

セブンアップは1929年に米国で誕生した(画像はサントリー食品インターナショナル広報提供)


(出典 news.nicovideo.jp)


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