初めて会った相手の名前を検索し、SNSチェックするということは誰しも1度はあるはず。それを見て何を感じるかは人それぞれだが、最近では投稿の内容によって、考え方や性格の傾向がより具体的に掴めるようになっているようだ。

 イギリスのブルネル大学の研究者らが行った555人のフェイスブックユーザーへのアンケート調査結果では、SNSへの投稿を見るだけで、外向性、協調性、勤勉性、神経症的傾向、ナルシシズムと自尊心といった傾向がわかるという

sns
画像はイメージです(以下同じ)
 今回は、リクルートの元トップセールスマンで、現在は企業向けの研修講師を行う伊庭正康氏が、SNSそれぞれのタイプの傾向を紹介する。

ナルシストとわかる投稿は?

 伊庭氏によれば、投稿の内容によってナルシストかどうかがわかるという。

「なんとなく想像しやすいかもしれませんが、『俺(私)頑張ってるでしょ?』という投稿している人は、おおむねナルシストです。例えば、『ジムでのトレーニング風景』や『ダイエットを始めました』といった投稿。これには『頑張ってるでしょ?“いいね”を押して!』という心理が働いているようです。

“いいね”がほしいつもりはないのですが、私もこういった投稿をしているので実はナルシストなのかもしれません(笑)。このタイプは付き合っても特に危害は及びませんのでご安心を」

“幸せ感”アピールには要注意

スマホ 女性

 一方、必要以上に“幸せ感”を出している人は、自尊心が低い傾向があるそうで、要注意だという。

『恋愛や仕事がうまくいってます』とアピールする投稿は、大半が自尊心を満たすため。例えば狙っている異性がこういった投稿をしていたら、アプローチをやめたほうがいいと思います。自尊心が低いというのは、逆に言えば依存心が強いということ。恋人なら束縛したり、ストーカーになったりする可能性があります。

 同僚や取引先の場合でも付き合い方を慎重にしたほうがいいかもしれません。距離を取るのが難しいようなら、相手の要求基準を明確にしておくのをおすすめします」

スタバの画像を投稿する人の心理は?

スタバ

 他にありがちな投稿をしている人にはどんな傾向があるのか、そして付き合い方を伊庭氏にアドバイスしてもらった。

スタバの新作が出るたびに「飲んでみました」と投稿

「これには2つのパターンがあります。1つは、『自分の幸せをみんなにもおすそ分け』という親切心の強い人。もう1つは“プチ”リア充傾向のある人。これはつまり、周囲が幸せそうに見えると、自分だけが取り残されているような気持ちになって焦るので、少しでもリア充アピールができるときに投稿したくなってしまうのです。彼らは関心を寄せてほしいタイプのため、関心を示しながら聞き役にまわってあげましょう」

■ 平凡な自炊料理の投稿

「努力への承認をしてほしい心理が強い人です。日常で褒めてもらう機会が少ないと思われます。こちらも聞き役にまわると喜ばれますよ」

=====

 それにしてもSNSの投稿である程度の人物像が分かってしまうのは驚きだ。事前に相手のタイプを見極めておけば、深い関係を築く際に役立つと思う。もちろん、自分の投稿を客観的に見ることも忘れずに。

<取材・文/一ノ瀬聡子>

【伊庭正康】
株式会社らしさラボ代表取締役。営業強化、リーダー強化など年200回の研修・講演・コーチングに登壇。またオンラインで個人で学べるUdemyにも講座コンテンツを提供。『できるリーダーは、これしかやらない』(PHP研究所)など25冊以上を執筆。仕事の悩みに答えるYouTubeチャンネル「研修トレーナー伊庭正康のビシネスメソッド」もスタート

【一ノ瀬聡子】

webメディアライタービジネスハックやスキルなどを専門家に聞くのが楽しくて仕方がない。読みやすくわかりやすい文章を心がけている

画像はイメージです(以下同じ)


(出典 news.nicovideo.jp)


<このニュースへのネットの反応>