第一興商は、ビッグエコーの35周年を記念して、「ビッグエコーの歴史に名を刻んだヒットソングランキング」を調査し発表した。1994年から2022年の29年間で最も多く歌われた曲は一青窈さんの『ハナミズキ』だった。2位は高橋洋子さんの『残酷な天使のテーゼ』、3位はMONGOL800の『小さな恋のうた』となった。
1位の『ハナミズキ』は、 04年リリースの一青窈さんの5枚目のシングル。今日まで多くのアーティストにカバーされている。
2位の『残酷な天使のテーゼ』は、高橋洋子さんの11枚目のシングル。テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のオープニング曲に起用され、国内外問わず高い知名度と人気を誇っている。
3位の『小さな恋のうた』は01年にリリースしたMONGOL800の代表曲ともいえる楽曲。07年のドラマ挿入歌として再注目され、カラオケでもロングヒットとなっている。
4位以下は『チェリー』(スピッツ)、『天城越え』(石川さゆりさん)、『Story』(AI)、『キセキ』(GReeeeN)、『I LOVE YOU』(尾崎豊さん)、『世界に一つだけの花』(SMAP)、『奏(かなで)』(スキマスイッチ)が続いた。
最も多く歌われているアーティストランキング1位は「浜崎あゆみ」さん、2位は「Mr.Children」、3位は「EXILE」だった。
1位は、ミリオンを連発し、“平成の歌姫”とも呼ばれる浜崎あゆみさん。最多歌唱曲の『SEASONS』は00年にリリースした16枚目のシングルで、初のドラマ主題歌となり2000年代を代表する1曲となった。
2位は、1992年にメジャーデビューした「Mr.Children」がランクイン。最多歌唱曲となった『Tomorrow never knows』は6枚目のシングルで、吹奏楽や合唱など幅広い音楽シーンで愛され続けている。
3位は、2001年にデビューしたダンス&ボーカルグループの「EXILE」。最多歌唱曲の『Lovers Again』はCMソングに起用され、冬の定番ラブソングとなった。
4位以下のアーティストと曲名は「サザンオールスターズ」(『TSUNAMI』)、「GLAY」(『HOWEVER』)、「美空ひばり」(『みだれ髪』)、「北島三郎」(『北の漁場』)、「倖田來未」(『愛のうた』)、「B’z」(『いつかのメリークリスマス』)、「五木ひろし」(『長良川艶歌』)の順だった。
●1994年1位はMr.Childrenの『innocent world』
DAMが誕生した1994年に歌われた楽曲1位はMr.Childrenの『innocent world』、21世紀が始まった2001年の1位はEvery Little Thingの『fragile』と、現在でも人気のある楽曲がランクインした。
今回の調査は、通信カラオケDAMの歌唱度数を集計して算出した。期間は94年4月1日~22年11月30日。
同社は調査結果の詳細を公式Webサイトで公開している。
(出典 news.nicovideo.jp)
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【過去30年で最も歌われたカラオケ曲 3位『小さな恋のうた』、2位『残酷な天使のテーゼ』、1位は?】の続きを読む